スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会

スペインからの便り

スペインの「いま」に触れてみませんか?

海外に在住する会員や、スペイン旅行から帰国された会員から届いた滞在記です。スペインの「いま」に触れてみませんか。会員の皆様から、広く原稿を募集しています。

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カラカス便り 2009年4月29日

みなさん、こんにちは。

4月23日は、スペイン・カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディの日で、カタルーニャでは親しい人の間で本と花を贈りあう伝統的な習慣があります。
この日は、シェークスピアやセルバンテスの命日にあたり、ユネスコの「世界本の日」にもなったことから、この日に本を贈る習慣はスペイン国内外に広がっています。当地カラカスでも4月23日(木)から27日まで、第1回読書フェアが開催されました。街の中心のアルタミラ広場に、出版社や本の輸入業者が40くらい出店して本の販売があり、詩の朗読、児童演劇、薔薇の花の配布などがあって、週末を中心にたくさんの人でにぎわいました。
出版社プラネタのスタンドでは、スペイン語による俳句と短歌の本「Noches en Blanco 眠れない夜」(イグナシオ・アギーレ・デ・カルセル & ホセ・チョクロン共著)が発表され、サイン会がありました。
ラテンの人に、俳句&短歌の世界はどのように受け取られるのしょうか。
今日は日本は「昭和の日」でお休みですね。楽しいゴールデンウィークを!

小原京子(カラカスより)

http://blogs.yahoo.co.jp/yokohama_spain/26575130.html


◆ 加藤 令子さんのルナ・ブランカ便り ◆ (第02便) ペパおばさんのレストラン料理体験ツアー その1

スペインのコスタ・デル・ソルで「ルナ・ブランカ」というホテルを地元の友人と経営している加藤令子さんからの便りです。
最新のコスタ・デル・ソルの情勢を、時に応じてお届けします。http://www.hotellalunablanca.com

今回はホテルルナブランカ一番人気のツアーをご紹介します。
オリーブ畑やオレンジ畑を見ながら山間の道を走っていくこと1時間。山の中に白い村が見えてきました。カラトラカという人口870人ほどの小さな村です。ここは温泉の保養の村。スペインでも温泉が出るんですよ。日本の温泉とは違い通常は治療のためなので医者の処方が必要なのです。ま、温泉の話はともかく、そういう治療は普通は1週間ほど滞在するためここ「カサペパ」は宿泊施設を備えたレストランです。
これがペパおばさん。お年は70を越えていてもちろん現役。いつも元気!とっても気さくで優しいおばさんです。今日のお客様は京都からいらした富田さんご夫婦。新婚旅行でいらっしゃり私のつたないご案内でペパおばさんの料理体験にご参加です。さて、みんなでジャガイモむきもお手伝い。ジャガイモや野菜のむき方、きり方がスペイン風はちょっと違うんです。あまりまな板を使わずに上手に切っていきます。「え!指切らないですか?!」おばさんは「今まで一度も切ったことがない」との事。さすが!年季が入っていますよね。

◆ 加藤 令子さんのルナ・ブランカ便り ◆(第05便) ひまわり満開!

5月中旬から6月中旬までここアンダルシアはそれはそれはきれいな季節です。赤い花をつけるアマポーラ、雑草さえ黄色や紫と色とりどりの花を咲かせています。そして ひまわりの季節は街道沿いに黄色い色が目の前に広がっていてすばらしい光景です。日本でも時々写真やCMでご覧になるとは思いますが、実際のひまわりは一つ一つが大きく人の顔より大きい花が並んでいます。背丈も高く2mちかくあるので畑の中に入ってしまったらどこに人がいるのか分からないほどです。かくれんぼに最適でしょうか?!でも気をつけて。去年私はひまわり畑に入って撮影中養蜂場に入ってしまい蜂にさされてしまいましたから。ひまわりはこちらでは種を食用に使います。ひまわり油は安くてさっぱりしています。ちなみに1L40センティモ(50円前後)。日本のサラダオイルの感覚ですよね。こちらのお母さんたちはマヨネーズを作るときにこの油を使います。揚げ物に使います。とにかく消費量はすごいものがあるようです。スーパーで売っているひまわりオイルは5L入りの大きなビン。買い物も大変です。こちらに来たからにはひまわりの写真を思い出に。と思いますが結構ひまわりの撮影は結構難しいです。スペインの道路は「ここでちょっと」とすぐには止まれません。大体が高速道路になっていて車を走らせながらここがきれいだからといっても その場所に行き着くのが大変です。Uターンする場所もなくそこに戻ろうとしてもずーっと先でUターン。その後もとの場所に行くのは難しいです。ちょっと道路脇に止まろうものならそばを車がビュンビュン走るので危ないあぶない!すぐクラクションを鳴らされてしまいます。団体旅行ではここで撮影と言うのは時間がなくあまり自由に出来ないと聞きます。そして毎年その年の気温や作付け場所が違うので場所選びが少し難しいです。個人旅行で来られると地元の人たちのアドバイスを聞きながら場所を選び、きっと自分だけのひまわりの写真を思いっきり撮る事が出来ると思います。古い城跡の周りのひまわり畑、丘一面を覆うひまわり。その黄色は本当に印象深いものとなることでしょう。思い出の1枚を作りに是非5月6月のアンダルシアに来てみてください。

(5月末~6月中旬が見ごろ ホテルより大体車で1時間くらい。
ルナブランカ主催 ひまわり満喫ツアーもあります。)

◆ 加藤 令子さんのルナ・ブランカ便り ◆ (第02便) ペパおばさんのレストラン料理体験ツアー その4

ひき肉団子

私の私見ですがここのマグロコントマテとひき肉団子は他のどんなバーで食べたものよりすごーーーくおいしいです。おばさんはあんなに簡単に作るのになぜかしら??早々忘れてならないのがおじさんの作るポテトフリートー。これも絶品です。おじさんは自称「ポテトフライの王様」だそうです。

◆ 加藤 令子さんのルナ・ブランカ便り ◆ (第02便) ペパおばさんのレストラン料理体験ツアー その3

キャベツのスープ(チョリソやガルバンソス=ひよこまめ入り

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