スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

サンティアゴ 銀の道⑳

2018年5月30日

5月24日、バニェサからアストルガまで24.8km。

 アストルガは南からくる「銀の道」と東からくるフランス人の道が交差するところで古来からの交通の要衝です。ケルトやローマの遺跡もあります。

 私は7年ほど前、ここのアルベルゲで2週間ボランティアをしたことがあります。

 今日チェックインしようとすると9年前にモリナセで一緒にボランティアをしたバスク出身のマティがいました。マティは久し振りの思わぬ再会に大喜びで、夕食を一緒に食べる約束をしました。

 

5月25日、アストルガからラバナル デル カミノまで20.7km。

マティと一緒の昨夜の夕食は、ホテル ガウディのレストランで、少し遅めの10時半からでした。 マティはバスク出身の71歳。長い間モリナセで巡礼宿のボランティアをしていました。私もひと月くらい一緒にボランティアをしたことがあります。夕食はエジプト豆と野菜のクリームスープ、スパゲティミートソース、デザートはいちごの生クリーム和えでした。ホテルのオーナーが現れ丁寧なご挨拶があり、結局アルベルゲの宿泊代と夕食代は無料でした。(ホテルのご招待)

 途中通過の小さな村でも巡礼者相手のバルや宿泊施設が年々増えているのには驚きます。

 今日は昼頃から雨の予報でしたが、ラバナルの巡礼宿に到着する前に本降りとなりました。

(写真はサンタカタリーナの村、巡礼者相手のバルと宿泊施設)