スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

サンティアゴ 銀の道 ②

2018年4月15日

4月13日、アグスティンとマノロが早朝わざわざ宿舎の修道院まで我々を見送りに来てくれました。スペイン人二人と日本人三人の巡礼が始まりました。今日は雪が残るシエラネバダを背に、グラナダからピノスプエンテまでの19,2kmの行程でした。

イサベル女王がイスラムと戦っている時、コロンブスは女王の支援を受けて新大陸発見に情熱を燃やしていました。何度目かの冒険の旅の契約条件を女王と結ぶ話しあっている時、西回りを主張するコロンブスとこれまで通りの東回りを主張する女王との間で意見が合わずコロンブスは交渉を打ち切って住んでいたコルドバに戻って行きました。しかし女王は気が変わってコロンブスを呼び戻す為に使者を送りました。使者はここピノスプエンテでコロンブスに追いついたということです。そしてそれがアメリカ大陸の発見につながったという伝説で、アグスティンが話してくれました。