サンティアゴ 銀の道⑭
2018年5月14日

5月10日、カルカボソからオリバ デ プラセンシアまで18.5km。
樫の木の森を鳥の鳴き声を聞きながら進みました。今日は薄曇りで距離も短く昼前にはオリバの村の宿に着きました。
現在、三つの課題を抱えて巡礼を続けています。
最初の課題は私が呼びかけて実現することになった5月28日からはじめる交流巡礼です。モリナセからサンティアゴに至る250kmを日本から参加する6人(私を入れて7人)が地元の市町村長と一緒に数カ所で桜の植樹をしながら巡礼をします。
ルートはメインの「フランス人の道」を避けて「冬の道」を取ります。
冬の道での桜植樹は今年で3年目です。これをもっと大きな規模で長期にわたって多くの人が参加する仕組みに出来ないかと思っています。
日本からの6人のうち二人は四国から4人は関東からの参加です。関東の人たちとは昨年10月から毎週末、丹沢や箱根に出かけて体の準備をしてきました。
今年は日本とスペインが外交を樹立して150年になり、両国大使館で記念行事への参加を募集しています。この募集に応じて今回の企画もマドリッドの日本大使館に登録されました。
「冬の道」は23の市町村を通りますが、そのうち19の市町村が昨年「冬の道 市町村協会」を設立して「冬の道」のプロモーションをはかることにしました。
今回の交流巡礼は「日西外交樹立150周年を記念して桜の木を植樹しながら「冬の道」のプロモーションをする」ことを目的にしています。
スペイン側の取りまとめ役は6年前からの友人であるブランコ氏、プリアランサ村の村長です。二回来日しており、我が家にも来たことがあります。
日本出発までにスペイン側で詳細が詰まらず、私も巻き込まれて最後の調整を続けています。
二つ目の課題は四国の県議会議員団のアポイント取りです。ガリシア州議長、州政府およびモリナセ町の要人の表敬訪問と意見交換です。こちらは巡礼中に依頼が舞い込んだので歩きながらのコーディネートとなっています。これも内容と時間割がほぼ決まりホッとしています。
三つ目は日本のA大学のN教授のサンティアゴ大学での客員教授のポジションです。N教授はサンティアゴ巡礼と四国遍路の比較研究をテーマに一年間客員教授の身分でサンティアゴ大学に滞在することを希望しておられます。しかしサンティアゴ大学にコネクションがないので、5月の連休に日本から小生を訪ねてメリダまで相談に来てくだいました。その後いろいろ動いた結果、私がサンティアゴに到着する日に大学を訪問して直接担当教授にお会いして話をすることになりました。
巡礼と言葉を介して日本とスペインの交流に少しでも協力できれば嬉しいかぎりです。
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